最近、歌手LiSAさんの旦那である「鈴木達央」さんの不倫騒動で騒がしいですね。彼は声優なので、作品を降板したりとファンからの炎談などで極端な行動まで選択してしまい大変な状態になっています。
社会的な考えではやってはいけない行為ですが、人間的な極生物学では理解できなくもない話です。これは日本中の一般既婚者の方が実はもっとやばいのです。
男性の4人に3人、女性の10人に3人は不倫経験者
<引用:president.jp 2018年3月19日号>
上記の記事内容だったら、周りに不倫している人がいてもおかしくないレベルです。
今回は人間という動物として、不倫の意味は何なのかを説明します。男性・女性それぞれの違いもお伝えします。
- 男:自分の遺伝子を残す健康な女性。育児や家事に集中できる女性。
- 女:生存能力の強い男性(現代版は経済力)。養育に最後まで責任を負ってくれる男性。
結婚は2人が運命共同体として社会で決められたグループの一種です。結婚は社会が作ったルールの一つに過ぎないです。
愛する結果が結婚ではないということを覚えておいてください。言い換えれば、恋をするためには結婚は必須ではありません。必要によってする約束です。
何を言いたいのかというと「結婚は共同体としての結束力」というメリットもありますが、逆に本能的な意志をくじく足かせになり得ます。モテない男には結婚はいい制度です。
向こうの中東のように王や王族のように能力のある男性だけを独り占めする社会になるでしょう。能力のない男性と私だけを見てくれる人を望む女性には「本能を制御する理性的な法律」だと思われます。
もし、結婚制度、一夫一婦制がなければ?本能的にモテる男の特徴!進化心理学「魅力」の秘密
例えば、これは契約と似ています。契約は利益、または目的のためにお互い合意の下で条件を定める行為です。契約は法的効力があり、条件を履行しない場合は責任する義務があります。
結婚では配偶者以外への浮気は許されないので、不倫は契約違反になるのです。
かなり重要な意味になりますが、結婚は理性的にできます。正しい恋愛と比べると好感がなくても「この人なら結婚しようかな」という契約が成立できます。
愛もない結婚は何の意味がある?と思う方もいると思いますが、実際に条件を合わせて結婚する場合は少なくありません。
そして、恋愛と結婚は違うという認識が大きいため、お互いに対する感情もありますが経済力、養育に対する解決能力があれば配偶者を選択できる場合が多いです。
お互いの利害関係が正しければ、好感は薄くても結婚できる
これが恋愛できなくても結婚はできる男が多い理由です。「恋人=婚約者」ではないのです。
ここまで理解できたら答えは出てくるはずです。
これは単純ですが、案外理解できない人が多いですよね。だから不倫に対する反応が熱いわけです。
“結婚したのだから最後まで責任取れ!”
“不倫するなら最初から結婚するべきじゃない”
お互いの思いが熱かった時は「永遠に愛します」という、とても守りにくい言葉も自信持って誓います。ですが実際は予想より速いペースで冷めてしまうことが多いのです。
男性と女性いずれも生理学的に愛の有効期間があると言われています。
愛にはフェニルエチルアミン、ノルエピネフリン、エンドルフィンなどの化学物質が作用する。フェニルエチルアミンは脳に働き、情熱を呼び起こし幸福感に浸らせる。ノルエピネフリンはアドレナリンの生成を促進して心臓をときめかせ、エンドルフィンは喜びを与える。愛のホルモンは、大体寿命が1年半から2年程度。
この寿命は女性より男性はもっと短いのです。
生命体が存在する究極的な目的は種族繁殖です。より強く、より多くの子孫を作るために適切な相手を選択し、最善の努力を尽くす手段の組み合わせです。
雄は自分の種をできるだけ多く広めようと多数の雌と関係を結び、雌は強く能力のある最高の雄を探す。
人間のセックスは種族繁殖以外の目的でも使える唯一の方法であり道徳、文化、社会的規範の制約を受けるが、本能は不倫の形で現れます。
単純に本能的な理由から言うと、男性は妊娠に対する直接的な負担は少なく、複数の女性と関係を結ぶことで自分の遺伝子を広めることができます。例えば、昔の王様の場合。王妃1人だけでなく、多くの女性とも関係を持ちました。
これは女の浮気の理由にも関係があります。
男性側は自分の遺伝子を広める意志は十分にあるが(性欲)、女性側が健康的でなかったらどうでしょう。
女性は出産するとホルモンの変化もあり髪への栄養が減り、肌の弾力は失われます。これらは健康的ではない、と認識されてしまうことで、育児するための準備ができていない女性と判断されることになります。
また精神的な理由も考えられるのですが、男性は結婚して子供が生まれると男性ホルモンが減ります。それと共に女性ホルモンが増加します。
男性は認定への欲求が大きいので、自分を必要としてくれる女性が現れた場合、惹かれていくようになっているのです。
- 現代時代にも関係あるの?
- 理性が生まれたのは約5000年前、人間の歴史期は約250万年です。人間の本能から生まれた無意識と性別による違いを知らないとかなり理性関係に苦労するはずです。
残念ながら、外見だけで男性の不倫を防ぐことはできません。事実的な方の一つは「部屋着を変える」ことです。男性は複数の女性と関係を持ちたがる傾向にあるので、同じ服を着るより、違う色の服を着ることで違う感じを与えるほうが役に立ちます。
他の女性に関心を持つのは男の本能ですが、行動に移す男性の場合は直りませんので、別れたり適当に妥協した方が良いでしょう
結婚は社会的な側面から選択したことなので、社会的な認定として相手にも認識させるといいでしょう。簡単に言えば「相手を尊重する」こと。
新婚の時期が過ぎ、ある程度慣れが出てくるとどうしてもトキメキが減ります。ですがその代わりにパートナーとしての信頼が厚ければ、不倫を考えないのが普通です。
男は自分の家族の為に食料を調達してきてて扶養することにプライドを感じます。例えば、男性の立場で奥さんがもっとお金をたくさん儲けるなら理性的に考えれば良いことなのにプライドが傷つく理由もこのような理由です。
このように男性は認められたがる動物です。恋愛する人の中にはこれ知らない人はいないと思います。毎回実践が難しいだけです。
また、相手(男に)に「私が注意すればいい方に変わるだろう?」という気持ちは捨てたほうがいいです。そうすると、男性はむしろ「僕に問題があるから直せと言うのか?」というような誤解をするようになります。
DVされる女性の場合も、本人がうまくやれば変えられるという「空しい願い」が相手に執着させる大きな心理的要因になります。
人は30代まで生きると(長ければ長いほど) 習慣を直すことは本当に難しいです。たとえば禁煙の場合、よほどの決心をしなければ成功することが難しいし、大きな事件(例えば肺がん)でなかったり、専門家のケアがなければ個人的な意欲では禁煙は難しいです。
我慢しろというわけではありませんが、変えるのではなくルールを作って守った方がいいです。もちろん、一方的な制約は良くありません。相手の習慣が本人に大きな影響を与えれば、決別することも自分の人生に大きく役に立ちます。
男性は不満があっても「男だから我慢する」という意識に心を持っています。最初は我慢するけど結局、爆発するのです。
後に大きなケンカや不倫、最悪離婚にまで至ることもあるでしょう。
男性が不満を正直に言うことができるように、相手に対する包容力を見せることも関係を築くのに役立つ方法です。
いくら本能的な誘惑が強力だとしても、人は理性的に考えられる動物です。不倫は男性にとっても罪悪感が大きい行為であるため抑制力も強い方です。しかし、1度不倫をすると取り返しがつかないので、抑制力を失わないように相手を尊重するマインドが必要です。
男性の浮気と重なる話ですが、家族からの疎外感、配偶者が自分を必要としていないという寂しさから不倫をする場合が大多数です。
性欲に偏った男性とは違って、女性は恋人を作ってデートをしたがる場合が多いです。なので、女性の場合は性欲の解消もありますが、相手と交流して親密さを感じたいという気持ちも含まれています。
ここでもう1つ、大きな不倫の理由があります。今までこれを話すために理論から話をしてきましたが、
これはモテる男性との関係が大きいので、ここまで読んでくれた男性の方はかなりラッキーですよ。
実は女性が思う男性の中には、2つの種類があります。
結婚に適している男
恋愛に適している男
この2つです。ではそれぞれ説明していきます。
結婚に適している男
- 自分の言うことをよく聞いてくれるおとなしい男
- 経済力がある専門職
- 真面目・誠実
- 優しい男
女性はもちろん、男性たちも耳にたこができる程聞きなれた理想の男性像ですね。実は、男性たちはこういった人がモテるというように洗脳されているのです。それは誰に?答えは「母親・メディア」です。
よく考えてみましょう。「女性の言うことをよく聞く」というのは、実は決断力が不足しておりリーダーシップ性がありません。
先ほども言ったように、条件が合えば結婚はできます。しっかりと理性的に考えることのできる関係がまさに結婚です。逆に理性的に考えなければならなくなった社会が出来上がってしまったのです。
おもしろいのは、女性は20代のうちが恋愛市場において最高値なので、難なく恋愛をして20代後半になると条件の合う男性を探して「この程度なら結婚しよう」と考えるようになります。
問題は男性です。男性の場合、20代の時に競争する立場でライバルに負けたり、魅力をうまくアピールできなかった場合、女性と付き合うことに挫折してしまします。
30代になり、自分の仕事に集中して経済力を積み、男性としての最盛期を迎えても20代の頃に恋愛コンプレックスを抱えてしまった場合、価値の高い女性に出会えるにも関わらず、早々に諦めてしまうことがあるのです。
恋愛に適している男
- リーダーシップ・男らしい
- 配慮がある
- おもしろい
- 余裕ある
逆に人気のある男性はリーダー性の強い人です。 女性は自然に強い男性に惹かれるのが本能です。
女性たちはこれを認めない場合が多いのですが、ドラマや少女漫画に出てくる王子様系の影響を受けることもあるからです。
リーダー気質のある人は経済的に豊かである可能性が高く、余裕のある人が相手を楽にし、気配りもあるため女性は惹かれるのです。
反対に人気のない男性は「優しさ」という単語に固定観念が埋め込まれていて、ひたすら女性に優しくしてあげなければならない、という心があるのです。実はこれは女性の立場からするとかなり負担に感じます。
いわゆる「優しい男性」が女性にうまくアピールできればいいのですが、女性を楽しませる能力はかなり劣ります。 当然、性的な魅力も落ちてしまいます。
女性は自分の都合に合わせて男性を管理する場合が多いです。例えば食事などを奢ってくれる「財布」、送り迎えをしてくれる「あし」が代表的です。
韓国にもたくさんありますが、日本でもこういった残念な男が多いのは残念です。女性からしたら都合がいいだけで、性的な感情はない知り合いに過ぎないのです。
女性は、最初の頃はおもしろくなくても家庭に忠実な姿を見て満足します。ですが他の魅力的な男性に出会うと、本能にそちらに惹かれていき離脱してしまうことがあります。これに夫が性的な魅力がないと尚更です。
「自分の価値を上げる」
女性に決定権を与えるよりは、本人が主導して妻や家族全体をリードするリーダーシップ性が必要です。「男性像」をアピール・強調しなければなりません。ここに価値を感じれば他の男に目はいきません。女性は一群のリーダーに惹かれるものです。
「僕には君しかいない!」 という言葉はとてもスイートで素敵な言葉ですが、自分の価値を下げる発言によって本能的に女性は男性を自分より低く評価することになります。「僕はすごい男で、あなたがいなければもっといい女に出会える」くらいの自信を表現しなければならないのです。
男らしい、リーダー的存在、社会的に高い位置にいる男性は女性から尊敬されるんです。休みの日は何もせず、家でテレビばっかり見ている男には尊敬なんか生まれないのです。挑戦し競争する男が活力に溢れ、人を導く魅力があります。
社交的なスポーツや趣味、読書、勉強など自分の為に頑張る人が逆説的にも、他人にも良い影響力を与えています。
まとめ
不倫は社会的には誤りであるにも関わらず、生物学的な本能では全く問題になりません。つまり、理性的に抑えようとしても感情的に不倫する可能性があるということです。
普通、健全な夫婦の間では起こりませんが、パートナーに対して愛情不足が生じた場合に起こります。解決方法は対話を通じた関係改善が1番確実な方法です。詳しい解決策は2人だけが知っている場合がほとんどなので、素直に話し合いましょう。
性格が形成される幼児期から大人になるまで、異なる環境で育ってきたので異なるのは当然です。お互いに理解し合い、譲歩し合う美徳が必要ではありますが、無理な要求や交渉が決裂した場合は離婚を選ぶのも自分の人生のために良い選択となりえます。